ご加入のおすすめへ戻る 年金制度の概略 厚生年金基金とは 基金のメリット 年金給付で見たメリット

退職金との調整

 基金の[基本年金」は、国の代行部分を含みますので退職金との調整はできませんが、[加算部分」は事業主から納めていただいた掛金を基に、基金が独自に行う上乗せ給付ですから退職金と調整することができます。
 ただし、加算部分の給付は加入期間が3年以上必要ですから、実際上の調整は基金加入後3年目以降になります。
 現行の退職金のと調整には、「内枠方式」「外枠方式」「混合方式」の3つの方法があります。

内枠方式

 脱退一時金・遺族一時金の支給要件を満たしている人は、脱退一時金・遺族一時金の全額を。加算年金の受給権を満たしている人は、退職時に加算年金の代わりに選択一時金を選択したと仮定して計算した選択一時金の全額を退職金の内払いとする方法です。
 この場合、退職金規程のある事業所は退職金規程の変更が必要になります。
(規程例)
第○条
 本規定による退職金の支給に当たり、平成○年○月○日以降、情報通信設備厚生年金基金から給付がある場合は、その加算年金(選択一時金相当額)、脱退一時金額または遺族一時金額を退職金の額から控除して支給する。


外枠方式(上乗せ方式)

 基金から支給される加算部分の給付を、既存の退職金制度と切り離して考える方法です。
 この場合、退職金規程の変更は必要ありませんが、右下のような条文を追加することもできます。
(規程例)
第○条
 情報通信設備厚生年金基金から給付を受ける者については、次に掲げる金額を、この規定による退職金の総額に加算して支給する。
@ 第1種退職年金について退職時に計算される選択一時金の額
A 脱退一時金の額
B 死亡したため支給される遺族一時金の額


混合方式

 内枠方式と外枠方式(上乗せ方式)の混合型です。
 この場合、退職金規程のある事業所は退職金規程の変更が必要になります。
(規程例)
第○条
 本規定による退職金の支給に当たり、平成○年○月○日以降、情報通信設備厚生年金基金から給付がある場合は、その加算年金(選択一時金相当額)、脱退一時金額または遺族一時金額のうち、○○○○を退職金の額から控除して支給する。